お金持ちに憧れると貧乏になる話|人は簡単にダマされる【体験談あり】

お金持ちの憧れると貧乏になる話 お金が貯まる考え方
  • お金持ちに憧れている
  • お金が沢山あったらもっと好きなことができる
  • お金持ちになれば将来の心配を減らせる

このように考える人は多いですよね?

でも、この考えは貧乏人の思考です。

私もかつてはこのように考えていましたが、結果的にお金を失いました。

今回は、一人でも私のような思いをする人を減らせるよう、失敗から学んだことを含めてお伝えします。

お金持ちに憧れてはいけない3つの理由

お金持ちに憧れてはいけない3つの理由

お金持ちに憧れてはいけない理由は、以下の3つです。

  1. お金持ちに憧れる=「今は貧乏だ」という認識を潜在意識に与える
  2. 抱えている問題をはっきりとさせていない
  3. 何でもお金で解決しようとする

順番に解説します。

憧れるということは「今は違う」ということ

「何かに憧れる」ということは「今はそういう状態ではない」ということを認めているのです。

ヒトには、意識的に思っている顕在意識と、無意識に脳が認識している潜在意識があって、

「お金持ちに憧れる」ことで、必然的に「今はお金持ちの状態ではない」ということを潜在意識に刷り込ませてしまいます。

お金持ちではない潜在意識は、その状態を維持するための行動をヒトに導きます。

その結果、あえて貧乏になるような行動をとってしまいがち。

「お金がない」「お金がもっとあったら…」が口癖なのに、しょっちゅうコンビニに寄ってる人を見かけませんか?

無意識に近い状態でお金を使う行動は、潜在意識を変えない限り、好転しません。

どうしてお金持ちになりたいのか?を明確に描けていない

お金持ちに憧れている人は、その理由がはっきりしていません。

  • 広い家に住みたい
  • 仕事をしたくない

仮に、このような不満や問題を抱えていたとしても、解決方法はたくさんありますよね。

  • 広い家に住みたい→地方へ移住して広い家に住む、部屋のモノを減らす
  • 仕事を辞めたい→転職する、副業など他の収入を見つける、趣味に生きがいを見つける‥

働かないで生きていきたいと望んでいたとしても、働かない代わりにやりたいことがありますか?

具体的にやりたいことがあるのなら、今から少しずつ取り組みを始めることができるはずです。

「広い家を」掘り下げるとしても、そこで何をしたいのか?ですね。

大きなソファーでゆったりと過ごしたい。
→大きなソファーがないと叶わないのでしょうか?

ただ単にイライラしないで家でくつろぎたいのなら、リビングに散らばっているモノを処分するだけで叶うかもしれません。

本当にやりたいことをはっきりさせないまま、お金持ちにあこがれても何も変わらない

まずは、やりたいことをはっきりさせる

ものごとをお金で解決しようとする

  • 欲しい物があるけど、お金がないから買えない
  • お金が十分にあれば、好きな物を迷わず買える
  • お金持ちは何でも買えるからうらやましい

このように考える人は、まとまったお金を手にすると、すぐに何かを買って消費してしまいます。

お金持ちって、正直、羨ましいじゃないですか。なんでも買えて。

だからちょっとお金が手に入ると、お金持ち気取りで使いたくなるんです。

でも、結局それは、お金を使うことにしか興味がないという証拠。

ブランド品を買ったり、贅沢な外食をして消費することにしか興味をもてない

お金持ちになりたいという願望は、束の間のいい思い、すなわち消費にしか目が向いていないことが多いです。

この世は消費社会なので、ありとあらゆる方法でお金を使わせようとする罠が潜んでいます。

お金持ちのようにお金を使うことが、本当に自分のやりたいことなのか?

立ち止まって考えてみないと、お金がいくらあっても満足できません。

本当のお金持ちは値段ではなく価値に支払う

本当のお金持ちは必要なところにだけお金を使う人

絵に書いたお金持ち像にダマされてはいけない

タワーマンションの高層階に住んで高級外車に乗って、おしゃれなレストランで高級料理を…

こういったお金持ちに本気であこがれている人は、一刻も早く「苫米地英人の金持ち脳~捨てることから幸せは始まる~」を読んだ方がいいです。

また「宝くじで高額当選すれば人生逆転できる」という考え方も危険です。

お金持ちは、お金を持つだけの器(うつわ)があるからからこそ、そこに入るだけのお金が集まってくるのです。

「器」は自分の力で作り上げるもの。

器作りに努力を重ねられる人だけが、本当のお金持ちになれるのです。

お金持ちにあこがれて、なろうとして失敗した体験談

お金持ちにあこがれている人は、欲深い人が多いです。

私もそんな一人でした。

結婚して専業主婦になって、子どもが生まれてから我が家には十分なお金があませんでした。

いや、人並みの生活はできていましたが、もっと贅沢に不安なく暮らしたいと、お金持ちにずっとあこがれていました。

そこで、株やネットワークビジネスに足を踏み入れてしまいました。

株はプラスマイナスゼロくらい。ネットワークビジネスは、多額のお金を失う結果に終わりました。

怖いのは、ネットワークビジネスを始めた時、「絶対にうまくいく」と思い込んで、自分がすでにお金持ちになったかのような気分になってしまったこと。

「どうせそのうちお金が入るんだから」

こんな思いで小さな出費を重ねるうち、「出費は投資」と考えるなど頭がおかしくなっていきました。

脳は思い込むと、自分自身では思い込みを修正する機能がなかなか働きません。

大事なことを見分けることがお金持ちへの第一歩

本当のお金持ちは、お金を使うべき大事なところがわかっています。

お金持ちは、いっときの快楽や見栄のためにお金を使いません。

目の前の消費よりも、自分への投資やビジネスへの投資をして、未来が豊かになるためにお金を使うのです。

お金を使うときは、値段ではなく価値に支払い、1円の価値を真剣に考えるのが本当のお金持ちです。

物、時間、付き合う人を価値で判断するのがお金持ち。

将来の豊かさのためには、付き合う人も選びます。

本当のお金持ちになるためには、自分の将来を明確にして、消費ではなく未来への投資に目を向けた行動が必要なのです。

お金持ちになりたいと思ったら、憧れるのではなく、お金に対する考え方を変えることが大事です。

お金に対する考え方を変えるための本を >>【お金の勉強】50代までに身につけたい|貯金体質になるためのおすすめ本7選 で紹介していますので、ご参考にどうぞ。

今回はここまでとなりますが、最後にちょっと衝撃的なタイトルの本を紹介して終わりとします。

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