楽天モバイルって実際のところどうなんだろう?
本記事では、楽天モバイルを実際に使ってみた感想をお伝えします。
楽天モバイルは、ドコモ(docomo)、au、ソフトバンク(softbank)に次いで日本で4社目の自社回線を持つ携帯電話会社。
他の3社に比べて「繋がりにくい」といった声もありますが、最近の楽天モバイルはかなり改善されてきています。
ちなみに、私は2016年から約8年間、楽天モバイルを使っていて、契約した当時は格安スマホの一つでした。
楽天モバイルの感想:良いと思ったところ
8年間、楽天モバイルを利用してきて、率直に良いと思ったところは以下の4点。
- 利用料金が安い
- 楽天ポイントで支払いができる
- 楽天市場でのポイント付与率が5倍になる
- スマホ本体を安く買える
詳しく説明しましょう。
利用料金が安い
私が初めて楽天モバイルにしたきっかけは、それまで使っていたガラケーの契約更新でした。
同じガラケーをそのまま使い続けるにせよ、新しいスマホを買うにせよ、どちらも月々の利用料が5,000円くらいになってしまいそうだったのです。
当時、息子たちは高校生と大学生。学費のことを考えると月5,000円の携帯代はかなりキツイと感じました。
そこで、月の利用料金が1,800円くらいだった「楽天モバイル」を使ってみることに。
とはいえ、その頃はまだ「楽天モバイル」の他は「UQモバイル」か「Y!モバイル」くらいしか知らず、「格安スマホ」という言葉も一般的には広まっていませんでした。
なので、周りの人たちに安く使える「楽天モバイル」の話をしても「そんなの本当に使えるの?」って感じでしたね。
でも本当に楽天モバイルのおかげで我が家の家計は助かりました。
※それまでMVNOであった楽天モバイルは、2020年4月より携帯キャリア会社(自社回線を持つ携帯電話会社)となりました。
MVNOって何?そもそも格安スマホは普通のスマホとどう違うの?
こういった疑問に関してはこちらの記事で詳しく説明しています。>>>格安スマホってキャリアとどう違うの?|MVNOとMVNEの違いを知って賢く選ぼう
楽天ポイントで携帯代が払える
楽天モバイルの実際の利用料金については、後ほどこのページでお伝えしますが、私の場合、毎月1,300〜1500円くらいです。
それを楽天ポイントで支払っているので、実質タダ。
楽天モバイルの利用料金は、楽天ポイントで支払うことができるので、例えば、「楽天市場でよく買い物をする」、「楽天証券でNISAつみたてをしている」という方はポイントの使い道が広がります。
支払いに充てるポイント数は「全額」や「500ポイントだけ」といったように自由な設定もOK。
設定はアプリで簡単。月ごとに変更もできるので、自分に合った支払い方が選べます。
楽天市場でSPU(スーパーポイントアップ)がプラス4倍になる
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約していると、楽天市場での買い物の際、ポイントがプラス4倍になります。(2024年5月現在)
例えば、楽天市場で千円の商品を買うと、楽天会員で通常なら10ポイントのところが50ポイント付与されるということなので、楽天市場で買い物をする機会が多いのであれば、お得にポイントを貯めることができますね。
期間限定でお得な端末が買える
期間限定で特定のスマホ端末が安く買えることがあります。
私は2023年12月に「AQUOS sense6s」を2万円で買いました。
通常だと4万円以上で販売されていたものなのでラッキーでしたね。
もちろん、在庫処分の商品ではあったと思いますが、最新機種にこだわらないのであれば、かなりお得です。
楽天モバイルの感想:イマイチだと思うところ
反対に、楽天モバイルのイマイチだな、マイナスだなと思う点は次の3つ。
- 無料通話アプリの「Rakuten Link」が使いづらい
- 楽天会員になる必要がある
- 月のデータ利用量が4G〜5Gくらいの人は割高になる
正直に言うと「Rakuten Link」は使いづらい
楽天モバイル契約者が使える「Rakuten Link」はネット回線を使って無料(海外通話は有料)で通話ができるアプリです。
相手が他社の携帯電話でも無料で通話ができるのですが、通話が途中で切れたり、着信にスムーズに応答できないなど、使い勝手がかなり悪いです。
特に建物の中では通信状態が良くないと感じました。
なので、私はこのアプリを使わずに、通常のスマホの電話機能を使っています。
家族同士などでちょっとした通話をするのであればLINEの音声通話でも代用できるので、あえて「Rakuten LInk」にこだわる必要はないのかもしれません。
楽天会員に登録しないと契約できない
楽天モバイルを契約するには、楽天会員になる必要があります。
楽天会員の登録は無料ですし、オンラインで簡単にできますが、普段、楽天市場などの楽天グループのサービスを利用していない場合は、ポイントサービスなどのメリットをあまり感じられないかもしれません。
使用するデータ量によっては割高になる場合がある
楽天モバイルの利用料金は以下の通りです。
3GBまで | 980円(税込1,078円) |
3GB〜20GBまで | 1,980円(税込2,178円) |
20GB超えて無制限 | 2,980円(税込3,278円) |
ひと月のデータ利用量が3GB(ギガバイト)までなら、税込1,078円ととても安く使えます。
一方、ひと月のデータ使用量が3GBを少しでも超えると、税込2,178円となってしまうので、毎月4GB〜6GBくらい使う場合は割高に感じるかもしれません。
楽天モバイルに向いている人
楽天モバイルに向いている人はこんな感じ。
- 楽天会員
- 自宅にWi-Fiがあって自宅に居る時間が長い人
- 外出先で頻繁に動画を見たりオンラインゲームをしない人
- 長い通話をしない人
普段の私の使い方を含めて詳しく解説します。
50代主婦、私の普段の使い方
私は外出先で動画を見たりオンラインゲームをすることがありません。
通勤途中や移動中にサブスクで音楽を聴くことがありますが、1日平均で30分ほどです。
自宅にはWi-fiがあるので、自宅でモバイル回線を使うのは電話をするときだけですが、電話はめったに使いません。
まとめるとこんな感じ。
- 自宅にWi-Fiがある(固定のインターネット回線がある)
- 外出先で動画視聴はしない。
私はこのような使い方なので、通信量はひと月当たり1GB(ギガバイト)〜2GBくらいです。
3GBまでなら月額1,078円 ポイント支払いでタダ
仮に使用量が3GBを超えたとしても、20GBまで1,980円(税込2,178円)なので、家計に大きく響いてしまうということはなさそうです。
まぁ、私はこれまでひと月で3GBを超えたことが一度もありませんが‥
3GBまで | 980円(税込1,078円) |
3GB〜20GBまで | 1,980円(税込2,178円) |
20GB超えて無制限 | 2,980円(税込3,278円) |
その上、利用料金は毎月ポイント支払いで済ませています。
最近は割とつながる
「楽天モバイルはつながりにくい」という声はよく聞きます。
事実、大きな駅の周りなど人の多い場所や建物の中では、今でもつながりにくいことがあります。
でも、ここ1年くらいの間にかなり改善されてきたように感じます。以前は地下のお店のレジで、なかなかアプリの情報が出せなかったということが多々ありましたが、最近はサクッと出せます。
更に、昨年(2023年)12月に5G対応の端末に替えたところ、駅の周辺などで5Gが使えて、格段につながりやすくなりました。
楽天モバイルは今後、”プラチナバンド”と呼ばれるつながりやすい回線を提供してくれるようなので、そこにも期待したいですね。
楽天モバイルに向いている人については、こちらの記事でも詳しく説明しています。
楽天モバイル感想まとめ
以上、楽天モバイルを8年近く使ってきた私の最近の感想を書きました。
楽天モバイルは、スマホの利用料金が安いだけでなく、楽天市場での買い物でポイントが5倍になるメリットもあります。
我が家の家計は楽天モバイルでかなり助かっています(^o^)
私はあまり電話を使うことがないのですが、電話を多く使う人向けには「15分通話かけ放題」というオプションが用意されています。
月額1,100円なので、頻繁に短めの通話が必要であればお得ですね。
では、今回は以上となります。この記事がお役に立てれば幸いです。
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