生活が苦しいわけではないのに、貯金がなかなか増えない。
パートの仕事や家事、子育てで忙しいから、ストレス解消で自分へのご褒美としてつい外食や服にお金を使っちゃう。
こんな悩みを解決するための方法をお伝えします。
え?お金を貯めたいのに「本を読む」とか「先送りしない」とか関係ないじゃん!?と思いますよね?
実は私も10年ほど前まで、貯金ができないとう悩みを抱えていました。
ですが、今は年間70万円くらい貯金できるようになりました。
多くの人は「あと2割収入が増えれば生活が楽になる。余裕が生まれる」と感じているという調査結果があります。
ある調査によると、年収300万円の人も600万円の人も、あと2割くらい多くのお金があれば余裕ができると思っているそうです。
少し余裕があれば貯金はできる、でもその余裕は当面おとずれない…
だとしたら、今すぐにでも貯金できなければ、この先永遠にムリということになりますよね。
貯金できる・できないは、実は収入の多さではなく、本人の考え方に関係しています。
すなわち、考え方さえ変えれば、必ず貯金できるということなのです。
貯金を増やすために、情報を正しく知ろう
不安をあおる情報には近づかない
テレビから流れてくる情報のほとんどは、不安で人々をひきつけ、その解決にはこれがいいあれがいいと宣伝して、お金を使わせることが目的です。
不安ばかりに気を取られると、必要のないものにお金を使ったり、ストレスが溜まってそれをお金を使うことで解消しようとします。
人は不安が大きいと、正常な判断ができなくなるのです。
結果、いつまで経ってもお金は貯まりません。
本が他のメディアより優れている点
本は自分から選び取って、冷静に情報を得ることができる優れたメディアです。
この「自分から」と「冷静に」というのがポイントです。
もちろん、本を読んで不安になることもあるし、内容の薄い偏った情報しかないものがあるのは確かです。
でも、本は文字を読み取って、一旦冷静に自分の頭の中で理解しようとして、自分のペースで読めるので、テレビのようにあおられる危険性が小さくなります。
また、色々な本を読むことで、自分自身の考え方の幅が広がり、多くの情報の中から正しくて自分に合った情報を得ることにつながります。
賢い消費者になる
貯金できなかった頃の私は、不安をいっぱいかかえていました。
不安はお金で解消される、でも今はお金がないから不安だし、人生も楽しめない、と。
そして「お金持ちになれば何でも欲しい物が買える」と思っていたし、お金持ちはお金をいっぱい使える人たちだ、と勘違いしていたのです。
でも、実は全く違いました。
お金が沢山あっても貯金できない人もいるし、収入がそれほど多くなくても着実にお金を貯めている人はいます。
世の中はお金を使わそうとする仕組みがいっぱいです。
その中で、いかに自分のペースで貯金を増やしていけるのか。
手法も大事だけど、考え方がもっと大事なのです。
貯金を増やしたければすぐ行動しよう:先送りは自分の未来への借金
例えば、電力の自由化で、見直せばもっと安くなるプランがあったとして、あなたはすぐに行動に移せますか?
あるいは、格安スマホにすればもっと月々の通信費を安くできると知って、すぐに乗り替えようとしますか?
今の貴重な時間をムダにする
私って、お尻に火がつかないと行動しないタイプなのよね〜
こういう人、多いですよね。
私も以前はそうでした。
めんどくさそうなことは後回し。
で、言い訳はこうです。
時間がなかったから仕方ないよ…
時間がなかった、忙しかった、体調悪い、凹んでた・・・
結局、今できることに少しも手をつけないのは、今この時をムダにしています。
これは「余裕ができたら貯金しよう」と思っていることと同じで、「落ち着いたら問題にとりかかろう」という考え方が貯金できない本当の理由なのです。
自分の中にストレスを雪だるま式に増やす
先送りにしたって全然問題ない、と思うことでも、実は自分の心にいつも存在して、ストレスとして日を追う毎に雪だるまのように大きくなっていることに気づきましょう。
見て見ぬ振りをしていることも、心の底では確実に見ているのです。
そういった自分で気づかないフリをしている問題が、ストレスを生んで、「ストレス解消」のための出費につながります。
街へ出て衝動買いしたり、ネットショップで大して欲しくないものをポチったり。
私も以前はそうでした。
大して欲しいものがあるわけでもないのに、ショッピングセンターに出かけて、日頃のストレスを晴らすことを正当化してムダなものを買ったりしていましたね。
何だったんでしょう?日頃のストレスって。
時間を大事にすると貯金が増える
時間を大事にするというと
「スキマ時間をフルに活用してより多くの事をこなす」
というように勘違いされるかもしれませんが、そうことではなく、例えば夜、一日を振り返ってみて、
「今日はアレとコレやったな」
と少し達成感を味わえるような時間の使い方ですね。
それが、自分の気持ちに反してダラダラしてしまったり、やるべきことをやらなかったりして、罪悪感を感じるようだと時間を大事にしていないことになります。
時間とお金の密接な関係
時間を大事にしていないと、どうしても行き当りばったりの時間に追われる日常になりがちです。
準備不足で何かをやり直したり、忘れものに気づいて戻ったり買い直したり。
自分が今何をやるべきか?
今この時をどうやって過ごすのか?
それをいつもきちんと考えられる人は、時間を大事にあつかえます。
逆にそれができないと、物事の優先順位がはっきりしなくて、時間をムダにしたり、時間に追われて十分な準備ができなかったりするのです。
それはお金の使い方も同じで、ここにこれだけのお金を使う、これは削る、といったメリハリをつけるとお金をムダにすることがグッと減らせます。
ストレスは時間喰い虫
過去の私は時間も大いにムダにしていました。
いつもなんらかの不安にばかり気を取られ、行動に移すことなく今を楽することばかり考えていたので、状況が何も変わりませんでした。当たり前ですね。
勝手にストレスを溜め込んで、色んなことを先送りして、結局、時間がないしお金も貯まらない。
そして更に不安だけが大きくなっていく…
そんなしょーもない時間を何年も過ごしてしまいました。
ただ、今は違います。
人は変わろうと思えばいくらでも変わることができます。
本を読んで、色々なことを学び、試行錯誤していけば、必ず貯金もできます。
貯金もダイエットも考え方を変えればうまくいく
極論を言えば、貯金を増やすこととダイエットはすごく似ていて、
ダイエットを成功させようとすれば、摂取カロリー<消費カロリ一でうまくいくはず。
でも、なかなかそうはいきませんよね。
それは、計算通りが人は行動できるとは限らないからです。
貯金も同じで、支出を抑えて収入を可能なだけ増やせば貯金はできるはず。
支出<収入
でもそうはいきません。
考え方を変えていかないとなかなか貯金はできません。
そのために、本を読んで考えて、ものごとを先送りしないで時間を大事にしましょう、とうお話をさせていただきました。
最後に、私が出会った中でよかったと思う本を2冊紹介して、終わりとします。
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