人生を変える5つの視点とおすすめの5冊【自己啓発本】を紹介

人生を少しでも変えたいと思ったとき読んで損しない本 お金が貯まる考え方

本屋では沢山の自己啓発の本があって、どれを選べばいいのか迷う。
良い生き方についてしっかり書かれた本に絞って読みたいんだけど、おすすめの本はどれだろう?

こういった疑問にお答えします。

この記事でお伝えすること
  • 人生を変える5つの視点とおすすめの5冊
  • 人生を変えたいなら本を読むだけではダメな話

この記事を書いている私は年間で70冊ほどの本を読みます。

数としては飛び抜けて多いわけではありませんが、それを20年近く続けているので、この経験を踏まえ、おすすめ本を紹介します。

人生を変える5つの視点とおすすめの5冊

人生を変える5つの視点とおすすめの5冊

私も今まで何冊もの自己啓発系の本を読んできました。

その中で大きく分けると5つの分野に分かれるのかな、と感じています。

その5つは次の通り。

  • 過去に必要以上にとらわれない考え方を学ぶ
  • 今を生きるために必要な考え方や意識すべきことを見直す
  • 必要以上に悩まない・悩みを軽減させる考え方を学ぶ
  • よい思考で未来を考える・思考を変える
  • 仕事を選ぶ・お金に関する不安をなくす

これらの視点から少しずつ自分を変えていくと、人生は間違いなく変わります。

いや、正確には、自分自身の考え方や見方を変えると捉えてください。

自分の性格はなかなか変えられないので。

では、それぞれの視点に合った本を紹介していきましょう。

過去にとらわれないための本:嫌われる勇気

なんと言っても一冊目は『嫌われる勇気』

アドラー心理学という言葉が広く知られるきっかけとなった本ですが、現在の一般的な心理学というよりはほぼ哲学に近い内容です。

え!哲学?なんだか難しそう…と思うかもしれませんが、大丈夫。

青年とアドラー心理学を説く哲人との会話形式で書かれており、物語のような感覚で読めるので、自己啓発書を初めて読む方にも最適です。

劣等感は勝手に自分が作り出したものである

自慢はすべて自分の中にある弱さの裏返し

過去のトラウマは、今の自分に都合のいいように存在している

特に他人の目を気にしすぎたり、他者の期待を満たすことを優先させる生き方は、自分に嘘をつくこと

嫌われる勇気:岸見一郎・古賀史健

私がこの本を読んだ時、不思議に思ったのは、この会話する青年の悩みが当時の私ととても似ていたことです。

みんな、劣等感や生まれ育った環境に、知らず知らずのうちにとらわれているものなんですね。

今を生きるための本:7つの習慣

1990年に初版が出版されて以来、1,000万部以上の売り上げというビジネス書の大ベストセラー。

会社や家庭など人生の大切な側面を取り上げ、充実した人間をらしい生活を営む道を示してくれます。

自分自身の内面と人間関係を良くするための、段階的な「7つの習慣」を意識することで、今この時を生きることに集中できることでしょう。

私は、夫との関係があまりうまくいかなかった時、この本を読みました。

自分を変えることで、視点を変えて相手を見ることができるというのは素晴らしい手法です。

中でも時間管理のマトリックスは、多くの人が使える自己管理ツールとして広く知られるようになりました。

ただ、この本は500ページ近くあって、かなりのボリュームです。あまり読書に慣れていない方は”まんが版”がおすすめです。

必要以上に悩まないための本:道は開ける

ズバリ!この本では、悩むことが馬鹿らしく時間のムダだということを、これでもか!ってくらいに教えてくれます。

悩みにつきものの最大の欠陥は、私たちの集中力をうばってしまうことです

気にする必要もなく、忘れてもよい小事で心を乱してはならない

私たちが敵に憎しみを感じると、むしろ、自分自身が敵に支配されていることになる

仕返しをしてはならない。きらいな人について考えたりして、1分間たりとも時間をむだにしないことだ

道は開ける:D.カーネギー

あれこれ悩む時って、実はかなりヒマな時なんですよね。

他人のことや、まだ起こってもいない未来のことをあれこれ考えるのって、ホントに時間のムダ。

この本を読むと、1分でも大事にしようと思えます。

よい思考で未来を考えるための本:思考は現実化する

一度は読んでおきたい、自己啓発の原点とも言える本。

限界があるとすれば、自分の心の中に自分でつくったものか、他人がつくるにまかせたものにすぎない。

多くの人々は、最初にちょっとした反対や不運、あるいはちょっとした失敗に出会うとすぐその目標や願望を放棄してしまうものだ。

批判を恐れることは成功を恐れることだ。

”意見”とはこの地上で最も安い商品である。

思考は現実化する:ナポレオン・ヒル

日頃、頭の中で考えていることは、想像以上に重要です。

最近の脳科学の研究においても、脳は単純で”思ったことが現実である”と認識することがわかっています。

他にも「思考の現実化」について書かれた本は他にも沢山あるので、自分に合った1冊を見つけてみるのもいいでしょう。

仕事について考える本:ワーク・シフト

約10年ほど前に、2025年のことを想定して書かれたもので、リモートワークやクラウドが当たり前になるという予想が当たっているのには驚きます。

「漫然と迎える未来」には孤独で貧困な人生が待ちうけ、

「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生がある。

ワーク・シフト:リンダ・グラットン

もちろん、すべてがこの本に書かれているようにはなるという確証はないけれど、これから先の仕事の選び方についてヒントを与えてくれる1冊です。

考えて生きるか、考えないで生きるか、この差で人生が大きく変わることは間違いないでしょう。

人生を変えたいなら本を読むだけではダメな話

人生を変えたいなら本を読むだけではダメな話

読む習慣をつける

本を読むと考え方に幅ができますが、自己啓発の本を1度や2度読んだだけでは、人生は変わりません。

本気で人生を変えたいと思うのなら、読み続けることです。

人はすぐに忘れる生き物なので、継続して読むことがすごく大事なのです。

違うジャンルの本でも構いません。小説や随筆(エッセイ)でもOK!

読んで自分なりに考えてみることが大事で、考えることが筋トレのように脳を鍛え、意識を方向づけることにつながります。

読んで考え、読んで考える。この繰り返し。

振り返って行動する

本を読んで得た情報を、普段の行動に取り入れないと人生は変わりません。

感情的になったり、時間が足りなかったり、余裕のない時は素の自分が出るでしょう。

その時は、自分の行動を振り返って、理想の行動と比べてみましょう。

最初はうまくいかなくて当然です。

私もかつては本当にダメな人間で、貧乏で不満の多い毎日でした。

でも、本を読んで自分の行動を理想に近づけようとする中で、少しずつ見える景色が変わり始めました。

ぜひ、あなたの気になる1冊を、図書館や街の本屋さんでもいいので手にとって、読みはじめてみてください。

最後にこの言葉を添えて、今回の記事を終わりにしたいと思います。

人々の多くは環境を改善することにはとても意欲的ですが、自分自身を改善することにはひどく消極的です。

原因と結果の法則:ジェームズ・アレン

コメント

タイトルとURLをコピーしました