楽天モバイルは安くてそれなりに使えそうだけど、デメリットは何だろう?楽天モバイルは誰にでも使い勝手がいいのかな?楽天モバイルに向いていない人っているのかな?
こういった疑問にお答えします。
この記事を書いている私は、約9年前に楽天モバイルのスマホを使い始めました。
現在でも何の不自由もなく使っていて、月々の利用料金は1400円ほどです。
私が楽天モバイルを使いはじめてから、家族や職場で様々な人に格安スマホを紹介してきました。
この経験を踏まえ、本記事では、楽天モンバイルのデメリットを紹介しつつ、楽天モバイルに向いている人を書いていきます。
楽天モバイルのこれだけは知っておきたい3つのデメリット
楽天モバイルの大きなデメリットは以下の3つ。
- キャリアのメールアドレスが使えない
- 混雑した時間や場所での通信が遅くなることがある
- 3大キャリアに比べると実店舗が少ない
順に解説します。
デメリットその1:キャリアのメールアドレスの使い勝手が違う
どういうことかと言うと、○○@docomoとか○○@ezweb、@softbankといったキャリア(大手通信会社)独自のドメインを使用しているメールアドレスは、楽天モバイルでは同じようには使えないということです。
ただし、楽天モバイルが提供している「Rakuten Link」というアプリの中でのメール機能を使えば@rakumail.jp というメールアドレスが使えます。
ちょっとややこしいので、詳しいことはとりあえず置いときましょう。
では、メールをやり取りしたい時、どうすればいいの?
Gメール(Gmail)やヤフーメール(Yahoo mail)を使えば大丈夫ですよ。
グーグル(Google)が提供しているジーメール(Gmail)を使えば、メールのやりとりは問題なくできます。
ジーメール(Gmail)は、アイフォン(iPhone)でもアンドロイド(Android)端末どちらでも、グーグル(Google)のアカウント登録をすれば無料で誰でも使うことができます。
他には、ヤフー(Yahoo!)のIDを持っていればヤフーメールも使うことができます。
あるいは、LINE(ライン)やFacebook(フェイスブック)のMessenger(メッセンジャー)など、メッセージアプリを使ってメッセージのやり取りを行うこともできます。
短い文章であれば、電話番号を使ったショートメールで行うこともできますよ。
デメリットその2:混雑した時間帯や場所でネットにつながりにくい
オフィスビルが立ち並んだ場所での昼休み時間など、多くの人が一斉にネットにアクセスした場合、若干レスポンスが遅くなることがあります。
ですが、メールやLINEなど、文字だけのメッセージのやり取りには、ほとんど支障のない範囲です。
不都合を感じる場合としては、動画やデータ量の多いサイトなどを見ようとする時ですね。
このことに関してはこちらの記事でも書いているので、参考にしてみてください。
≫≫格安スマホの3つの不安【なぜ安い?品質は?難しい?】を解説します
デメリットその3:3大キャリアに比べると実店舗が少ない
NTTドコモやau、ソフトバンクのお店は主要な駅前や街中でよく見かけますが、楽天モバイルのお店は少なく、ある意味デメリットです。
ただし、最近は駅の近くやショッピングモール内にも店舗が出来てきました。
また、オンラインショップでチャット(文字でやり取りできる小さい窓)でわからないことを相談できるので、お店に行く手間が省けると考えればメリットです。
最終的には店舗に行くつもりでも、一度オンラインショップを眺めて、料金プランやスマホの機種について見ておくことは大事です。
デメリットを知った上で、楽天モバイルに向いている人いない人
楽天モバイルに向いている人
デメリットを考えた上で、改めて楽天モバイルは次のような使い方をしている人に向いています。
家計のことを第一に考えている人にとって、固定費をガッツリ下げられる楽天スマホは強い味方です。
- メッセージのやり取り
- ネットで検索
- ツムツムなどのゲーム
- 写真を撮る
これらの使い方がメインであれば、楽天モバイルで十分です。
楽天モバイルに向いていない人
反対に、楽天モバイルの必要がない人はこういった感じでしょうか。
常によい通信状態が必要で、通話時間も長く、高性能な端末を求めている人は、楽天モバイルだと不満を感じてしまうかもしれません。
最先端の技術とサービスを、対価を払って利用することが悪いことではありません。
こういった人は、そのままキャリアで契約して使うことをおすすめします。
楽天モバイルのデメリットは小さくなりつつあるという事実
以前は「通話が多い人は格安スマホには向かなかった」という点
以前は、格安スマホの料金プランには、「通話し放題」というオプションが少なく、また値段が高かったりして、通話を多く使う人にはネックになっていたところがありました。
ただ、最近は「国内通話のかけ放題」1700円、「国内通話10分までかけ放題」700円、「国内通話、一月60分まで」500円 (いずれもUQモバイル)など、
こういったお得なオプションを付けられる格安スマホも出てきました。
また、家族間通話も無料にできる格安スマホ会社もあります。
通話がおトクなプランのある格安スマホを3つ紹介します。
UQモバイル ※通話10分までかけ放題月額700円など
mineo ※mineoでんわ 10分かけ放題月額850円など
IIJmio ※みおふぉんダイアルアプリ利用で家族通話30分無料(キャンペーン中)
格安スマホがダサいという時代はとっくに終わってる
格安スマホという言葉が出始めた頃は「なんとなくダサい」感じがあったようですが、時代は変わりました。
今や、年収のかなり高い層で格安スマホを使っている方も多いのです。
※参考情報>>格安スマホは年収が高い人に人気!アンケートから見えてきた格安スマホ利用者像とは?
特に、節約志向の高い人はムダなところにお金を使いません。
少なくてもこのブログに来てくれた方には、何も考えずにキャリアに高いお金を払い続けるのではなく、賢いお金の使い方を選んで欲しいと思っています。
デメリットをはるかに超える格安スマホのメリット
縛りがほとんどない
「2年縛り」という言葉を聞いたことがあると思います。
これはスマホの契約などで「最低でも2年契約を続けてください。途中で解約やプランの変更をすると違約金が発生します。」というものです。
キャリアの多くの場合、最低2年の契約が必要で、2年後の1ヶ月間のみ解約やプランの変更(全てではありません)が違約金ゼロでできますが、他の月になると1万円近い違約金が必要となる場合がほとんどです。(2019年9月30日以前の契約に限る。それ以降は1000円に改正)
その点、格安スマホはそういった縛りがなく、自由です。
格安スマホの会社や契約プランにもよりますが、多くの場合は最低契約となる期間は1年で、その後はいつ解約しても違約金の発生がありません。
「家族と同じスマホ会社に変更したい」
「生活スタイルが変わったから、もっと自分に合ったスマホ会社に変えたい」
こういった時に、契約月や違約金のことを考えないで自由に選べるのは便利です。
安い端末を選べる
スマホ本体の値段も、キャリアのものに比べると安いものを選べるのが、格安スマホのメリットです。
格安スマホの安い端末だと、壊れやすいとか機能性が悪いとか不安だけど大丈夫?
安い端末だからといって、壊れやすいとか機能がすごく劣るということはないですよ。
メモリーの容量を必要な量に絞ったり、高性能な部分を削って、買いやすい値段にされているのが格安スマホの端末のいいところでもあります。
高性能の端末にこだわりがあるとか、メモリーも大容量必要、という人でなければ、十分に使えます。
ちなみに、私が最初に手にした楽天モバイルの端末は、2万円弱のシャープのAQUOSシリーズのものでした。
現在は同じく楽天モバイルのシャープのAQUOS sense2、2万4千円くらいのを使っています。
もし、端末選びで迷う場合は、
この辺を参考に選ぶといいと思います。
以上、格安スマホのデメリットと格安スマホに向いている人、いない人、そして格安スマホのメリットを書いてみました。
格安スマホを選ぶ際の参考になりましたら幸いです。
コメント