現在使っているガラケーをそのまま使いながら、格安スマホを契約する方法を教えてほしい。
ガラケーでは通話、スマホではネット検索やLINEをしてみたい。
このように考えている方にお答えします。
ガラケーを使いながら、新しく格安スマホを契約する方法はとても簡単です。
「スマホの操作に慣れるまでは、ガラケーと併用したい」と考えている方には、簡単で金銭的にもお得な方法です。
ではさっそく解説していきましょう。
ガラケーを使いながら格安スマホを持つ方法【はじめてでも簡単】
ガラケーを使いながら、2台目の端末として格安スマホを持つのが、とても簡単な理由は次の2つです。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)が必要ない
仮に、現在使っているガラケーの電話番号を、そのまま新しく契約する格安スマホに移したい場合、MNP(ナンバー・ポータビリティ)が必要になります。
「現在使っている090〜、080〜の電話番号を、新しいスマホでも使いたい!」という場合に、このMNPを行って、電話番号の引き継ぎをしなければならないのです。
ただ、2台目の端末として格安スマホを持つ場合は、MNPの必要がなく、新しい格安スマホ会社で契約をすればいいだけ。
とても簡単です。
ガラケーの契約月や縛りを考慮しなくていい
また、現在使っているガラケーの契約を解除してから、新しいスマホに乗り換える場合、契約解除による違約金が発生することがあります。
キャリア(大手携帯電話会社)の場合、ほとんどの場合、2年ごとの契約月内に限って、契約解除やプラン変更、端末の買い替えなどに違約金がかからないようになっています。
2年に一度の契約月以外での契約解除、もしくはプラン変更
*違約金の金額は、契約した時期や携帯電話会社によって違いがあります。
ただ、現在使っているガラケーはそのまま契約し続けて、新たに格安スマホを持つといった場合、契約月や違約金ことを一切考えなくて済みます。
格安スマホをデータ通信(ネット利用)専用にすれば費用が安い
格安スマホをネット専用で使う際のメリット
格安スマホで音声通話をせずに、データ通信専用で使うことのメリットは以下の3つです。
- 費用が安い→月々1,000円以下のプランもある
- スマホの使い方が広がる→電話をしながらネット検索できる、子ども用にフィルターをかける、など
- 格安スマホの操作に慣れるまでに余裕が持てる
何と言っても、費用を最低限に抑えながらスマホを持つことができるということが一番ですよね。
一気に格安スマホに乗り換えてしまうのは不安だけど、慣れるまで、いざとなったらガラケーが使えるから安心かも。
格安スマホを使ってみて、電波の状況などを確かめることができるというのも安心材料です。
デメリット:データ通信用の格安スマホを買える会社が限られている
新しいスマホを買って契約する時に、データ通信のみの契約ができる会社は限られています。
新しいスマホをデータ通信専用で買えるおすすめの主な格安スマホ会社は次の3社。
- mineo(マイネオ):ドコモ、au、ソフトバンクの回線を選べる
- BIGLOBE(ビッグローブ):チャットが使いやすい
- IIJmio(アイアイジェイミオ):スマホサポート(月額500円)あり
なお、データ通信には以下の2つのタイプがあります。
- SMS(ショートメッセージ)が使えるタイプ
- SMSは使えないタイプ
SMS(ショートメッセージ)は、090〜や080、050などから始まる電話番号を使ってメッセージのやり取りができる機能のこと。
例えば、会員登録など、2段階認証が必要な場合には電話番号を持っていた方が便利です。
なので、特別な事情がない限り、SMS(ショートメッセージ)付きのプランを選ぶことをおすすめします。
では、各社の特徴を順に説明します。
mineo(マイネオ)
利用データ量/月 | 月額料金(税込み) |
---|---|
〜1GB(ギガバイト) | 880円 |
5GB | 1,265円 |
10GB | 1,705円 |
20GB | 1,925円 |
初めての方なら、とりあえず月額880円の1GB(ギガバイト)で始めても十分に使えます。
もし、足りないようなら、5GBのプランなどへの変更も月ごとに無料で行えますよ。
BIGLOBEモバイル
利用データ量/月 | SMS付きデータ通信 | データ通信のみ |
---|---|---|
〜3GB(ギガバイト) | 1,122円 | 990円 |
6GB | 1,727円 | 1,595円 |
12GB | 3,102円 | 2,970円 |
はっきり言って、BIGLOBEモバイルでスマホを持つなら、新しい電話番号を取得して、音声通話で契約するほうが断然お得です。
キャンペーン中のBIGLOBEモバイルの記事をこちらでまとめています。↓
>>格安スマホを始めるなら【BIGLOBEモバイル】iPhoneも2万円引き
IIJmio(アイアイジェイミオ)
アイアイジェイミオ?聞いたことないけど大丈夫?
IIJmioは、株式会社インターネットイニシアティブが提供する格安スマホです。
株式会社インターネットイニシアティブは、国際的なインターネット接続環境の整備にインフラ面で大きな功績もあり、東証一部上場の信頼のある会社です。
宣伝広告ではあまり目立ちませんが、繋がりやすいという口コミも多数あり、実は契約者数も多いんですよ。
利用データ量/月 | SMS付きデータ通信 | データ通信のみ |
---|---|---|
2GB(ギガバイト) | 825円 | 748円 |
4GB | 1,045円 | 968円 |
8GB | 1,485円 | 1,408円 |
15GB | 1,815円 | 1,738円 |
20GB | 2,035円 | 1,958円 |
参考までにeSIM(イーシム)での料金表はこちらです。↓
利用データ量/月 | データ通信のみ |
---|---|
2GB(ギガバイト) | 440円 |
4GB | 660円 |
8GB | 1,100円 |
15GB | 1,430円 |
20GB | 1,650円 |
eSIMにはSIMカードを自分で外したり入れたりしなくてよい、というメリットもありますが、eSIMに対応した端末もまだ少ないので、初心者の方は通常のSIMプランを選んだほうが無難です。
プラン変更も無料でできるので、始めは2GBプランを選んでおけば十分ですよ。
初めてのスマホを選ぶときのコツ
スマホ本体を決めよう
まずは、iPhoneかAndroidのスマホかをを決めましょう。
- iPhone:端末本体と中のコンピュータソフトの全てをApple社で作っている。
値段が高めだが、使いやすく日本ではとても人気がある。 - Androidのスマホ:OSはGoogle社の開発したAndroid(アンドロイド)を搭載。
端末本体は国内外の様々なメーカで作られている。1万円台のもあり初心者でも手が出やすい。
どちらが使いやすいか、というのは、環境や好みによるところが大きいと思います。
1つだけ言えるのは、今まで全くスマホを触ったことがないという人は、家族など身近にいる人が持っているのと同じものを選ぶと無難です。
iPhoneであれば、なるべく内部メモリの大きいものがおすすめ。ただ、使い方にもよるので、ムリのない範囲でいいかと。
Androidスマホであれば、本体メモリは32GB、できれば64GB以上、オサイフケータイが付いたものを選んでおくと、のちのち用途が広がると思います。
使用する回線をどのキャリア回線にするか決めよう
格安スマホの「データ通信のみのプラン」では、使用する回線が限られている場合もありますが、複数から選ぶ場合は、状況に応じで選べばOK。
ガラケーをソフトバンクで使っていて、たまにつながりにくい場所や時間があるから、スマホではNTTドコモの回線を選んでおこう!
迷ったら、NTTドコモ回線を選んでおけば大丈夫です。
ガラケーを使いながら格安スマホを持つ方法【まとめ】
ここまで、ガラケーを通話用として使いながら、新たに格安スマホをデータ通信用として持つケースについて解説してきました。
繰り返しになりますが、2台目の端末として格安スマホを持つのは、一気に乗り換える場合と違って、乗り換え時期やMNP(電話番号の引き継ぎ)を気にせずに行えるメリットがあります。
まずはサブとしてスマホを使ってみて、ゆくゆくはメインにしてもいいでしょう。
さらには、現在、格安スマホでの音声通話のプランもかなり安くなっています。
新しい電話番号を取得して、音声通話プランで格安スマホを契約しておいても、のちのち便利に使えることが多いかもしれません。
各社のホームページには、「チャット」で気軽に相談できる窓もついています。
ぜひ利用してみてください。
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