格安スマホ会社のスマホを持ちたいんだけど、端末の選び方を教えて欲しい。
なるべく費用を抑えたいから2万円以下で買いたいけど、安心して使える端末があれば教えて欲しい。
こういった疑問にお答えします。
本題に入る前に、まず、知っておいていただきたいのが、スマホ(=スマートフォン)には大きく分けて2種類あります。
- Apple(アップル)社製のiPhone(アイフォーン)
- Google(グーグル)社のOS(オペーレーティングシステム=基本となるソフト)を使っているAndroid(アンドロイド)端末
違いは、ごく簡単に言うと以下の通りです。
iPhone:端末本体と中のコンピュータソフトの全てをApple社で作っている。値段が高め。
Android端末:OSはGoogle社の開発したAndroidを使用。端末本体は国内外の様々なメーカで作られている。1万円台のもあり初心者でも手に取りやすい。
iPhoneは、中古品でも3万円以上するので、この記事では、格安スマホ会社で買うことができるおすすめの2万円以下のAndroid端末を紹介します。
【格安スマホ】初めての方におすすめの選び方|3つのポイント
「ギガ」とか数字を見るとイヤになる。わかりやすく教えて欲しい。
そうですよね。「おすすめのスマホはこれだ!」みたいなサイトやカタログを見ても、数字が並んでいてよくわからないことが多いと思います。
ここでは、できるだけわかりやすく説明していきますので、どうぞお付き合いください。
とにかくこの3点だけはおさえよう
まず、Androidのスマホを選ぶ際にチェックして欲しいのはこの3つです。
本体メモリ容量は32GB(ギガバイト)以上
「うぁっ、出たよ、ギガとかわからないって言ったでしょ!」
と思うかもですが、閉じるのはちょっとだけ待ってください。
実は、スマホを選ぶ時にけっこう大事なのが、この本体メモリの大きさです。
例えば、冷蔵庫を買う時に「容量」って気にしますよね?
あと、洗濯機を選ぶときも「5kg」とか「7kg」とか考えますね?
それと同じだと思ってください。
要するに、スマホの中のコンピューターが作業するエリアの大きさ、と考えてもらえばいいと思います。
そのエリアのうち、OSと呼ばれる基本のソフトがおよそ7GB(ギガバイト)占有しています。
残った空きエリアにアプリなど、OS以外のソフトウェアや電話帳などのデータが置かれます。
その残りがアプリが動くための作業スペースとなります。
なので、メモリのGB(ギガバイト)数は大きい方がアプリを沢山入れられて便利です。
でも、メモリが大きくなると値段が高くなってしまうので、ちょうどいいのが32GBか64GBということになります。
メモリ容量は、32GBか64GBを選べばOK
本体メモリの容量を実際に確認するところ
本体メモリ容量を確認するには、端末(スマホ)の製品のページに書かれている”スペック”という欄を見ます。
多くの場合、製品の紹介ページを下にスクロールしていくと書いてあります。
ROM:〇〇GB、と書かれているところが、本体メモリの容量です。
SDカードがついていると便利
Androidのスマホ(端末)には外部メモリとしてSDカードが使えるものが多くあります。
このSDカードというのは、外付けのメモリとして、音楽や写真などを保存できる場所になります。
え?メモリ?さっきの本体メモリ容量の時のメモリとどう違うの?
上の「本体メモリ容量は32GB(ギガバイト)以上」のところで書いたメモリとは違います。
このSDカードのメモリ内には、アプリを置くことはできません。
アプリ以外の、写真や音楽、動画などを入れることができ、それによって本体メモリを有効に使うことができます。
Android端末の最大のメリットの一つが、このSDカードが使えることですね。
- 本体メモリ→OSやアプリ、アプリの作業エリア:増設や交換はできない
- 外部メモリ(SDカード)→写真や音楽などを入れておける:使うSDカードによって容量は変えられる
マイクロSDカードが使えるか確認できるところ
マイクロSDカードも、端末(スマホ)のスペックのところに書かれています。
「microSD、microSDHC、microSDXC/最大512GB」と書かれていますね。
これは、
microSD、microSDHC、microSDXCという種類のSDカードが使えますよ。
最大で512GB(ギガバイト)のSDカードが使えます。
ということです。
microSDとかmicroSDHC、microSDXCというのは、マイクロSDカードの仕様のことす。
現在、一般的に使われているマイクロSDカードは全てこの仕様になっているので、特に気にしなくて大丈夫なのですが、購入する際は、ここに書かれているものの何れかを選びましょう。
防水・防塵はあった方が安心
2万円以下で買えるとはいえ、できるだけ長く使いたいですよね。
そのために、できれば防水・防塵(ぼうじん)効果のあるスマホを選んでおくと安心です。
バッグやポケットに入れたまま気づかず、突然の雨で濡らしてしまった…ということもありますから。
同じく、スマホのスペックのところを見ます。
防水と防塵の欄に丸印がついているかどうかを確認します。
おサイフケータイとデザイン
以上の3つの点以外には、おサイフケータイの機能があるかないか、が迷うところ。
今は全く使う気がなくても、付いているものを選んだ方が後々に便利という場合もあります。
Suicaなどの交通系のカードをスマホに置き換えたいと考えているのであれば、ぜひおサイフケータイの機能付きがおすすめです。
例え全く使わないとしても、おサイフケータイがついているから使いづらいとか邪魔になる、といったことはありません。
その他の選択肢としては、デザインやメーカーの好みということになります。
スマホの端末メーカーの主なところはこちら。
国内メーカー:富士通 、ソニー、シャープ(厳密にいうと日本メーカではありませんが)、京セラ
海外メーカー:HUAWEI(ファーウェイ)、SUMSUNG(サムスン)、ASUS(エイスース)、OPPO(オッポ)等
【安くて安心】格安スマホの2万円以下のAndroid端末を紹介
2021年5月現在、格安スマホで販売されている端末で2万円以下で買えるおすすめ機種を紹介します。
以下の3つのポイントを満たしているものを選んでみました。
- 本体のメモリ容量が32GB(ギガバイト)以上
- SDカードが使用可能
- 防水・防塵機能あり
UQモバイルのおすすめAndroid端末
Galaxy A21:19,800円(税込み)新規契約または機種変更
大きな特徴として、FMラジオが電波を直接受け取って聴くことができます。
ネットがつながらない場所や、災害時などでも活用できるので安心です。
XPERIA8 Lite:18,360円(税込み)新規契約のみ・プランによって値段に違いあり
AQUOS sense3 basic:15,840円(税込み)プランによって値段に違いあり
Galaxy A41:11,880円(税込み)プランによって値段に違いあり
BASIO4:14,400円(税込み)プランによって値段に違いあり
UQモバイルのAndoroid端末はこちらからチェックできます。↓↓
ただし2021年5月1日現在「OPPO Remo3A」は在庫切れ
BIGLOBEモバイルのおすすめAndroid端末
AQUOS sense4 新規契約の2万円ポイント利用で10,472円(税込み)
OPPO Remo3A 新規契約の2万円ポイント利用で12,056円(税込み)
OCNモバイルONEのおすすめAndroid端末
AQUOS sense3 20,790円(税込み)790円オーバーですが…
OPPO A5 16,390円(税込み)
OPPO Reno A 16,390円(税込み)
楽天モバイルのおすすめAndroid端末
OPPO Reno3 A 14,800円(税込み)楽天モバイルの初めての契約と端末購入のポイント利用時
AQUOS sense4 lite 17,800円(税込み)楽天モバイルの初めての契約と端末購入のポイント利用時
2万円くらいのスマホでも十分使える
ここまで、スマホを選ぶ際のポイントと、2万円以下で使いやすいAndroid端末を紹介してきました。
実際には、もっと高額でハイスペックな端末はたくさんありますし、逆に1万円くらいで買える端末もあります。
ただ、初心者の方が初めて手にするスマホは、ホコリをかぶったり水に濡れても安心して使えるということが最優先です。
また、せっかく選ぶのですから、少しでも長く使えるものがいいですよね。
そういった観点から今回の記事を書きました。
ぜひ参考にしていただいて、スマホデビューのきっかけとなれば幸いです。
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