【知って得する】賃貸の火災保険の選び方|見直しで年間12,000円が4,000円に!

【知って得する】賃貸の火災保険の選び方|10万円以上の損から学ぶ 家計
  • 賃貸契約の火災保険の保険料が高いと感じる
  • 賃貸契約を更新の際に火災保険も更新するけど、保険料が高い
  • 賃貸物件の大家さんへの補償のために入る火災保険は自分で選んでいいの?

このように考えている方にお答えします。

  • 賃貸契約する際に加入する保険会社は、自分で選ぶことができる
  • 大家さんへの補償と自分の家財の補償を考えて保険を選ぼう

賃貸契約の際の、火災保険は自分で選ぶことができます。

条件に合った保険会社や商品を選んで、お金をムダに払わないようにしましょう。

実は、私も長い間ムダな保険料を支払っていたことに、ごく最近になって気が付きました。

約16年間、金額にしてトータルで10万円以上ムダにしてたのです。

公式ホームページに飛べます(アフィリエイトではありません)

そこで、お部屋を借りるときの保険のページを利用して、年間で8,000円も保険料を減らすことができました。

この経験も合わせて、合理的な賃貸物件の火災保険の選び方を解説します。

賃貸物件を借りるときの適切な「火災(家財)保険」の見つけ方

賃貸物件を借りるときの適切な「火災(家財)保険」の見つけ方

賃貸契約をする際の保険の決め方の手順は以下の通りです。

  1. 借家人賠償責任の補償金額を決める
  2. 自分の家財補償金額を決める
  3. 個人賠償責任の補償金額を決める

順番に説明します。

1.借家人賠償責任の補償金額を決める

賃貸物件に住む場合の保険で、一番重要なのは「借家人賠償責任」の金額です。

これは、火災保険(もしくは家財保険)と呼ばれる損害保険の1つに付けられている保証金額のこと。

万が一、自分の過失で家を壊してしまったとき、現状回復のために大家さんに支払うことができる最大の金額となります。

賃貸契約を結ぶ際、火災保険の加入が義務付けられている場合が多いのですが、重要なのは「借家人賠償責任」の金額なので、この金額に見合った保険を自分で探しましょう。

加入する火災保険の会社や商品は、加入する個人が自由に選ぶことができます。
不動産紹介会社で特定の保険を強く勧められたとしても、断わって大丈夫。

2.家財に対する補償金額を決める

賃貸契約の際に加入する火災保険には、実は自分の家財に対する補償がメインとなります。

上に書いた「借家人賠償責任」は特約です。(※特約:保険のオプション。それ単体での保険加入はできない)

家財の補償金額の決め方は、家族の人数や家財、また不意の事態に備えられる資金にも関係してきます。

もし、他に地震保険など別の損害保険に加入している場合、賃貸契約の伴う補償額は最低金額でOK。

また、十分な貯蓄があるのなら、家財の万が一にそれほどお金をかける必要はないと思います。

適切な家財保険は >>クリック3つでかんたん見積もり のページで調べることができます。

3.個人賠償責任の補償金額を決める

「個人賠償責任」も特約です。他の損害保険でかけている場合は重複しないように注意が必要ですが、多くの火災保険に付いている場合が多いです。

これは、日常の生活で起こるトラブルや、例えば火災の火元となって隣の家に損害を与えてしまった場合などの補償になります。

また、水漏れで下の階の住人に被害を与えてしまったときや、飼い犬によって他人をケガさせてしまったときなども対象となります。

賃貸物件を借りるときに加入する火災保険は上記に「2の家財の補償金額」は自由に選べますが、「1の借家人賠償責任」と「3の個人賠償責任」は、予め商品として決められている場合が多いです。

ですので、最低の補償金額を基準として見積もりや比較を行う必要があります。

まずは見積もりをしてみよう

賃貸物件の契約の際、仲介会社や大家さんから「どれくらいの補償が必要か?」という提示があります。

提示された金額をもとに、比較を行ってみましょう。

賃貸の火災保険はあまり数が多くないのですが、私が使ってみて一番わかりやすく安い保険を見つけられたサイトはインズウェブ

保険の窓口インズウェブのトップページより

トップ画面の上部写真の右より中ほどの「賃貸のお住まいの方はこちらから」をクリックすると比較ページに移動できます。

年間の保険料が8,000円も安くなった話

年間の保険料が8,000円も安くなった話

前回の契約更新のとき、自分で保険会社を選べることを知って、ネットで調べてみました。

その結果、年間で8,000円も保険料を安くすることができたのです。

情報を知らないとカモにされる

我が家が現在の賃貸物件に入居したのが約16年前。

当時は現在のようにインターネットでの情報収集が一般的ではなかったことと、保険についてあまり深く考えていなかったので、不動産仲介会社の担当者に言われるがままに保険に加入しました。

それ以来、2年毎の賃貸契約の更新の際に保険を特に見直すこともせず、更新してきました。

当時は1年当りで1万円。2年契約で2万円。

必要経費だと思って、毎月数千円ずつ貯めて、2年毎の更新に備えていたのです。

ですが、保険料がじわりじわりと値上がりし、前回の契約更新時には2年契約で2万4千円になっていました。

条件に合った保険を調べる

さすがに2年で24,000円って高い!

「補償金額が同じで、他に安い保険があるのでは?」

そう思ってネットで調べたところ、日新火災・お部屋を借りるときの保険(賃貸家財総合保険)を見つけました。

保険を探す際、注目したのは次の3点です。

3つの注目点
  • 借家人賠償責任の最大保証金額が2千万円
  • 個人賠償責任の最大保証金額が1億円
  • 家財保険の補償額を任意に選べる

理由は次の2つからです

見出し
  • それまでに加入していた保険と補償金額を同じにする
  • 家財保険は他にかけていた

補償金額が違うと契約更新ができない可能性がある

それまで指定されて加入していた保険の補償金額より下回ると、賃貸の契約更新がされない可能性があります。

特に重要なのが「借家人賠償責任」です。

ここを同じ補償額にする必要がありました。

同じく「個人賠償責任」

これは、賃貸物件での事故に関わらず、日常での事故の保証になりますが、念の為、それまでと同じ金額を補償される保険を選びました

家財保険はおまけと考える(我が家の場合)

実は我が家は賃貸物件に住んでいるにも関わらず、地震保険にも加入しています。(夫が保険好き…)

そちらの保険で家財保険もかけているので、賃貸契約での保険は家財に関してはおまけと考えました。

日新火災・お部屋を借りるときの保険(賃貸家財総合保険)では、家財の補償金額を100万円から選べます。

よって、不要なところに補償を厚くしなくても済むような保険ということで、ピッタリな内容でした。

トータルで10万円以上の損に気づかず16年

前回の契約更新時に気づいて保険会社を変えた結果、補償は同じなのに、1年分で8,000円、2年分だと16,000円も得したことになりました。

まぁ、裏を返せば、この16年間、ずっと高すぎる保険料を支払ってたわけで。

単純に計算してみると、8,000円×16年で128,000円

契約当初はそこまで頭が回らなかったかもしれないし、10年くらい前までは、ネットであれこれ調べることが少ないことを考慮しても、8,000円×10で80,000円

調べることは本当に大事です。

お金を払う前に必ず考えること

何年もの間、同じように支払い続けていることを見直すというには意外と難しいもの。

実は、払いすぎているすべてのことに関して「あなた、払いすぎてますよ」と他人から教えてもらうことはほとんんどありません。

すべて自分で気づくしかないのです。

特に「保険」は、難しい用語が使われていることも多く、深く考えることを敬遠しがち。

でも、何にどれだけの補償が必要で、どれだけの保険の掛け金を支払っているのか?
ということを見直すことは大事です。

ぜひ、賃貸契約の際や契約更新のときには、一緒に契約する保険について見直してみましょう。

保険マンモス
家計
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